スプリンターズS6
レース馬というのはもちろん生き物ですから、年齢による能力の衰退というのは必ず見られてきます。中でも著しいのが脚の速さです。スプリント戦線においては、歳を重ねてきたベテラン馬とこれからが期待されるヤングホースとの力量の差というのがはっきりと現れてきます。6ハロンのスプリンターズステークスにおいてもこのような差は見られてきます。レース結果こそばらつきがあるものの過去10年を遡ってみてみると、3歳馬1勝、4歳馬3勝、5歳馬2勝、6歳馬2勝、7歳馬2勝という結果でした。さほど勝ち星に開きが見られませんが、本来は4歳5歳馬世代が他の馬を圧倒して一番勝利に手が届く世代なのですが、実際のところそうでもないようです。次に上位圏内で見てみると、第56回有馬記念 予想3歳馬2回、4歳馬7回、5歳馬11回、6歳馬6回、7歳馬4回という結果になりました。ここでは4歳5歳馬が上位圏内に入る活躍が目立ちます。しかし7歳以上もの高齢のレース馬が4頭も上位圏内に入っているとは、なかなか目が離せないですね。この特徴が見られるのはウルトラファンタジーとテイクオーバーターゲットという香港のセン馬の影響があります。香港にはレース馬生産産業が無いため種牡馬を必要としません。なので皆去勢されレース馬となりますが、去勢したほうがレース馬としての寿命も長いと言われています。このことから香港馬で高齢のレース馬であれば絶対マークしておいた方がいいでしょう。東京大賞典 結果馬の性別による過去の成績を見てみると、牡馬6勝、牝馬3勝、セン馬3勝と牡馬が頭一つ抜けていますが、出走する頭数も考慮すると牝馬やセン馬もかなり優秀な成績を出していると言えるでしょう。